大リーグ機構(MLB)は、2025年3月19、20日に日本でメジャー開幕戦で、「ドジャース vs カブス」に決まったことを発表した。今年の韓国で開催された時のチケット争奪戦が再び起きるのか。
日本で開幕戦を行う狙い・理由
正式な公表はされていないため推測すると、2025年MLB開幕戦がドジャース対カブス戦が日本で開催されるいくつかの理由を考えます。
マーケット拡大戦略
- 2019年にイチロー選手の引退試合、「マリナーズ対アスレチックス」戦が東京ドームで開催され、大成功を収めています。
その流れもあり、ドジャースの大谷翔平選手と山本由伸投手、カブスの今永昇太投手と鈴木誠也選手が所属する対戦を日本で行うのでしょう。 - ドジャースの2年連続の海外開催は異例のようですが、2024年は韓国で、2025年は日本で開催することで、アジア市場におけるMLBの認知度をさらに高めようという狙いがあるのではないでしょうか。
球団の狙い
- ドジャース、カブスの両球団とも、日本での更なる知名度向上、新たなファン獲得を狙いとしているのでしょう。
期待するMLB開幕戦の見所
大谷翔平選手の活躍
- 誰もが楽しみにしているのは、大谷翔平選手が、リハビリを終えて二刀流で登場する姿でしょう。今年、順調にリハビリが進めば大いに期待でき、勝ち投手姿とホームランを放ちダイヤモンドを確信歩きする姿が楽しみです。
日本人選手対決:
- 大谷選手以外にも、カブスには鈴木誠也選手、今永昇太投手、ドジャースには山本由伸投手と、在籍し出場予定です。
日本の球場で、この日本人対決を見ることができるのは、日本開催での醍醐味です。
MLB選手のプレーを間近で観る
- MLB選手のプレーを直接見ることが出来ることが、一番の楽しみです。
本場アメリカのプレーは、必見です。
2024年度、韓国開幕戦でのチケット確保の課題
2024年3月に韓国で開催されたMLB開幕戦、「ドジャース対パドレス」戦のチケットを巡った問題が起きていました。
チケットの入手が困難
- チケットは発売後すぐに完売となり、多くの人がチケットを入手できませんでした。
- 韓国のチケット販売サイト「クーパンプレイ」は、アクセス集中によるサーバーダウンが発生し、チケット購入手続きを完了できませんでした。
- 転売サイトでは、定価よりも高額でチケットが販売されていました。
転売
- チケットは、購入には韓国の住民登録番号が必要であったため、日本からの購入は事実上困難となりました。
- そのために、転売サイトで日本からのファン向けに高額でチケット販売されていました。
- 転売チケットを購入したところ、偽造チケットだったというトラブルも発生しています。
偽造チケット
- 試合当日、偽造チケットで入場を試みたファンが多数いたことが判明しています。
- 偽造チケットを購入した人は、入場できずに損害を受けています。
情報不足
- チケット販売に関する情報は、韓国語のみで提供されていたために日本からは分かりにくかった。
- MLBや球団からの英語での情報発信は少なかったようです。
主催者側は、これらに対策を講じる体制を整えているようです。
よって、2025年日本開催では、スムーズにチケットを入手できることを期待したいです。
過去のMLB日本開幕戦
過去、日本で開催されたMLB開幕戦を紹介します。
2025年に日本で開催されるMLB開幕戦の参考にしてください。
- 2000年:「メッツ対カブス」
メッツ対カブスが、東京ドームにて3月29日と30日に開催されました。
初めての、北米以外で開催されるメジャー公式戦でした。
- 2004年:「ヤンキース対レイズ」
ヤンキース対レイズ、東京ドームにて3月27日と28日に開催されました。
松井秀喜選手がヤンキースに所属し、注目を集めました。
- 2008年:「アスレチックス対レッドソックス」
アスレチックス対レッドソックスが、東京ドームにて3月25日と26日に開催されました。
松坂投手、岡島投手がレッドソックスに所属し、注目を集めました。
- 2012年:「アスレチックス対マリナーズ」
アスレチックス対マリナーズが、東京ドームにて3月28日と29日に開催されました。
イチロー選手がマリナーズに所属し、注目を集めました。
- 2019年:「アスレチックス対マリナーズ」
アスレチックス対マリナーズが、東京ドームにて3月29日と30日に開催されました。
イチロー選手、菊池投手がマリナーズに所属し、注目を集めました。
イチロー選手が、試合後に引退を発表しました。
まとめ
MLBファン、ファンでない人も日本で開催されることを楽しみにしているでしょう。
大谷選手の二刀流への復活が、現実となることを期待し、日本人及び両軍の選手のプレーを楽しみに待ちましょう。