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【阿蘇山周辺メガソーラー】環境破壊・二次災害要因のリスク拡大と表面化の事実!

ニュース

クリーンエネルギーとして、太陽光パネルを用いた大規模発電所であるメガソーラーは、日本全国に知らぬ間に数えきれない数が設置され稼働している。

今回の記事は、阿蘇山周辺のメガソーラーが、阿蘇山の景観破壊をしているのかを調べた。

【関連記事】

zucks115

阿蘇山周辺の主なメガソーラー

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/27591

阿蘇山周辺に建設をされているメガソーラーの場所、規模等の詳細説明です。

主なメガソーラーを掲載しましたが、既に こんなにも建設されていますね。

小規模のソーラーパネル発電を含めると、更に多くのソーラーパネル発電があるでしょう。

メガソーラー建設計画時の反対運動の事例

メガソーラーの建設を計画する段階での、建設反対運動などの事例を紹介します。

これらは、ほんの一部の事例です。

南阿蘇村南阿蘇外輪山麓メガソーラー発電所

  • 事業者:株式会社グリーンアークエナジー
  • 計画規模:約40万枚のパネル、出力約72メガワット
  • 反対理由:阿蘇外輪山の景観を損なう生態系への影響が懸念される、降雨による土砂流出の危険性がある
  • 経過:2018年に事業計画が発表された後、地元住民や環境団体が反対運動を起こし、2020年に南阿蘇村議会が建設不同意意見書を可決。事業者は行政訴訟を起こしたが、2022年に熊本当地裁判が原告側の請求を認めて事業中止を命じる判決が下された
https://wyess11.xsrv.jp/main/2018/08/09/mega-solar/

阿蘇市黒川地区メガソーラー発電所

  • 事業者:株式会社ネクストエナジー
  • 計画規模:約20万枚のパネル、出力約36メガワット
  • 反対理由:阿蘇くじゅう国立公園の特別保護区域内に位置し、景観や生態系への影響が懸念される
  • 経過:2019年に事業計画が発表された後、地元住民や環境団体が反対運動を起こし、2021年に阿蘇市議会が建設不同意意見書を可決。事業者は環境省に許可申請を行ったが、2022年に許可不交付決定が下された

小国町矢部地区メガソーラー発電所

  • 事業者:株式会社ウエストワン
  • 計画規模:約16万枚のパネル、出力約29メガワット
  • 反対理由:阿蘇くじゅう国立公園の特別保護区域内に位置し、景観や生態系への影響が懸念される
  • 経過:2020年に事業計画が発表された後、地元住民や環境団体が反対運動を起こし、2022年に小国町議会が建設不同意意見書を可決。事業者は環境省に許可申請を行ったが、許可不交付決定が下される見込みです。

現在、撤去運動などが起きている事例

https://www.chosyu-journal.jp/shakai/30181

南阿蘇村南阿蘇外輪山麓メガソーラー発電所

  • 状況:2022年熊本当地裁判の判決により建設中止が確定。事業者は控訴したが、2024年現在も裁判は継続中。
  • 撤去要求理由:判決では、景観侵害、土砂流出の危険性、生態系への影響などが認められた。

阿蘇市黒川地区メガソーラー発電所

  • 状況:2022年環境省から許可不交付決定が下された。事業者は行政訴訟を起こしたが、2024年現在も裁判は継続中。
  • 撤去要求理由:国立公園特別保護区域内での開発であり、景観や生態系への影響が懸念される。

阿蘇市阿蘇山麓メガソーラー発電所

  • 状況:2023年、運営会社が破産。メガソーラー施設は放置状態となり、地元住民から撤去を求める声が上がっている。
  • 撤去要求理由:破産により施設の維持管理が困難となり、安全上の問題や景観悪化などが懸念される。
https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=1121120#goog_rewarded

小国町矢部地区メガソーラー発電所

  • 状況:2022年小国町議会が建設不同意意見書を可決。事業者は環境省に許可申請を行ったが、許可不交付決定が下される見込みです。
  • 撤去要求理由:国立公園特別保護区域内での開発であり、景観や生態系への影響が懸念される。

これらの事例以外にも、阿蘇山周辺では稼働停止や撤去要求などが起きているメガソーラー事業が複数存在します。

メガソーラーの主な撤去要求理由

https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=22179893&word=%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1#goog_rewarded
  • 景観侵害:
    メガソーラーパネルが阿蘇山周辺の雄大な景観を損なう。
  • 生態系への影響:
    メガソーラー開発による森林伐採や土壌汚染などが、阿蘇山周辺の貴重な生態系に悪影響を与える。
  • 土砂流出の危険性:
    阿蘇山周辺は火山活動が活発な地域であり、メガソーラーパネル設置による土壌流出の危険性が懸念される。
  • 運営会社の破綻:
    メガソーラー事業は採算が厳しい場合が多く、運営会社が破綻すると施設の維持管理が困難となり、安全上の問題や景観悪化などが懸念されます。

まとめ

メガソーラーについては、自然を侵す、土砂崩れなどの災害の懸念、生態系への悪影響 が主な反対要因ですが、最近は、火災時の影響も実際に起こり安全性に懸念があります。

現在も建設差し止め決定後、事業者との裁判が継続しているメガソーラーが多数あり、もっと、もっと法的な事項や設置等について見直しを検討することは必須ではないでしょうか。
スピード感のある決定を期待したい気持ちですね。

エネルギーについては、クリーンも重要ですが、リスクも考慮して考えることは、これからも続きそうです。

FAM8

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