アイスランド南部レイキャネス半島で3月16日夜、火山が噴火し、非常事態が宣言されました。噴火は昨年12月以降4度目となります。
この火山の噴火により日本へ影響はでるのか。。。
アイスランドの火山噴火(4回目)
3月16日 4回目の噴火
アイスランドの首都レイキャビクに近いレイキャネス半島で、昨年12月以来4回目の噴火が発生し非常事態が宣言されました。
この火山はストゥラスコフェットゥル山(Mt. Stora-Skogfell)とハガフェットゥル山(Mt. Hagafell)の間で噴火しており、煙と溶岩を噴出しています。
グリンダヴィークの住民約4000人は、今年1月半ばに溶岩流が町に到達して以来、ようやく2月半ばに帰還が認められたばかりだが、ほとんどの人は戻っていない様です。
火山の場所
アイスランド南西部のレイキャネス半島で、ストゥラスコフェットゥル山(Mt. Stora-Skogfell)とハガフェットゥル山(Mt. Hagafell)の間が噴火が発生した場所です。
過去3回の噴火の様子
アイスランドでの直近の火山噴火について詳しく説明します。
初回の噴火
- 発生日: 2023年12月8日
- 場所: アイスランド南西部のレイキャネス半島
- 火山: ストゥラスコフェットゥル山(Mt. Stora-Skogfell)とハガフェットゥル山(Mt. Hagafell)の間
- 詳細: この噴火は新たな亀裂から発生し、煙と溶岩を噴出しました。近隣のインフラや漁師町グリンダビークは安全でした。
2回目の噴火
- 発生日: 2024年2月8日
- 場所: スンドヌークスギーガルとシーリンガルフェットル付近
- 詳細: 溶岩が温水供給を担う配管などの一部施設を破壊し、近隣都市への温水供給に影響が出ました。
3回目の噴火
- 発生日: 2024年3月16日
- 場所: グリンダヴィーク町の北
- 詳細: 新たな亀裂からの噴火で、再び煙と溶岩を噴出しました。地熱発電所や近隣の漁師町は今のところ安全です
日本への噴火影響について
- 日本国内への影響:
現時点では、日本国内への直接的な影響は報告されていません。
- 旅行・航空機への影響:
現時点では航空機の運航に大きな支障は出ていません。しかし、暖房設備が通常通り使用できないことから、空港施設内であっても気温低下が起きうる旨が警告されています。
今後、状況によって空港閉鎖や航空便の欠航などがあり得ますので、空港ホームページや利用予定の航空会社に問い合わせるなどして最新の情報を入手するようにしましょう。
まとめ
今後も引き続き情報を入手し火山噴火による影響を確認していきましょう。
被災をされている地域での住民の方々は、毎日の生活を過ごすことが大変ですが、健康に過ごされることを切に祈ります。