スマホと連携して着信やメッセージの通知を受けたり、運動量を測定して健康管理のサポートで役立つスマートバンド。主な製品とスマートウォッチ・スマートリングとの違いについて紹介します。
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スマートバンドって何ができるの
スマートバンドは、手首や衣服などにつけて使用するウェアラブルデバイス1です。
通常の時計のように時間の確認に利用できる他、製品によっては脈拍や心拍数、歩数などを測定できます。
スマートバンドは安いものであれば2,000円程度で購入でき、高価なラインナップになると30,000円を超えるものも珍しくありません。
(※1)ウェアラブルデバイスとは、手首や腕、頭などに装着するコンピューターデバイスです。ウェアラブル(wearable)とは「身に付けられる」「着用できる」という意味の英単語です。
主な機能
- 健康トラッキング:
心拍数モニタリング: 定期的に心拍数を測定し、健康状態を把握します。
睡眠トラッキング: 睡眠の質やパターンを記録し、改善のためのアドバイスを提供します。
歩数計: 歩数や距離を記録し、日常の活動量を把握します。 - 運動記録:
歩数計: 歩数や距離、消費カロリーを記録します。
GPSトラッキング: ランニングやサイクリングなどのアクティビティのルートを記録します。
運動モード: ジョギング、ヨガ、水泳などの特定の運動モードを選択できます。 - 通知機能:
スマホからの通知: メッセージ、着信、カレンダー通知などをスマートバンドで確認できます。
アラーム: アラームを設定して、スマートバンドが振動して通知します。 - その他:
時計機能: 時刻や日付を表示します。
防水性: 水泳などの水中で使用できる防水仕様のものもあります。
スマートバンド/スマートウォッチ/スマートリングのメリット・デメリット
スマートバンド/スマートウォッチ/スマートリングを比較しそれぞれのメリット・デメリットを解説します。
スマートバンド
- メリット:
軽量で装着感が良く、日常的に使いやすい。
健康トラッキングに特化して、心拍数モニタリングや睡眠トラッキングなどが可能。
価格が手頃で、バッテリー寿命が長い。 - デメリット:
機能が限定的で、通話やアプリの使用は難しい。
画面が小さく、詳細な情報の表示が制限される。
スマートウォッチ
- メリット:
大型のディスプレイで多機能。
通話やメッセージの送受信、アプリの使用が可能。
スマートフォンと連携して幅広い操作ができる。
ビジネス用途から日常使いまで幅広く活用できる。 - デメリット:
価格が高めで、装着感がスマートバンドより重い。
バッテリー寿命が短く、毎日の充電が必要。
スマートリング
- メリット:
小型で目立たないデザイン。
長持ちする。(バッテリーで、充電が少なくて済む。)
指からのデータ収集が正確とされる。 - デメリット:
紛失のリスクが高い。(指輪型のデバイスは小さくて紛失しやすい。)
価格が高めで、機能はスマートウォッチに比べて限定的。
スマートバンドを選ぶポイント
スマートバンドを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することをおすすめします。
- 対応OSを確認する:
スマートフォンと連携するために、スマートバンドが対応しているOSを確認しましょう。 - 機能で選ぶ:
自分が必要とする機能を洗い出し、それに合った製品を選びましょう。 - 正確さで選ぶ:
測定結果の正確性を確認して、信頼性の高いスマートバンドを選びましょう。 - 防水性で選ぶ:
スポーツやアウトドアで使用する場合、防水性のある製品を選択しましょう。 - デザインで選ぶ:
自分の好みに合ったデザインやカラーを選んで楽しみましょう。 - 付け心地や操作感で選ぶ:
長時間着用するため、付け心地や操作感が快適であることを確認しましょう。
これらのポイントを考慮しながら、自分のライフスタイルやニーズに合ったスマートバンドを選びましょう。各メーカーの公式ウェブサイトで詳細な情報を確認しましょう。
主なスマートバンドのメーカー・商品
HUAWEI
- Brand 8:
発売開始日: 2023年4月
価格: 約6,000円(税別)
特長:
1.47型AMOLEDフルビューディスプレイを搭載
最薄・軽量で、着けていてストレスを感じません。
5ATMの防水性能で汗や雨にも対応。
SONY
- wena 3:
発売開始日: 2020年11月
価格: 33,000円前後(wena 3 metal Silver)、35,000円前後(wena 3 metal Premium Black)
特徴: スマートウォッチで、スマホなしで通話できるeSIM対応、愛用の腕時計と組み合わせられる。
カシムラ
- 活動量計バンド:
発売開始日: 未指定
価格: 約2,480円(2020年2月10日時点)
特徴: 歩数記録や活動量をワイヤレスで対応アプリに自動記録できる。
Fitbit
- Inspire 3:
発売開始日: 2022年9月
価格: 12,800円(6カ月間のPremiumメンバーシップ料金込み)
特徴: エントリーレベルの次世代ヘルス&フィットネストラッカーで、日常の活動量、心拍数、睡眠、ストレスなどを追跡管理できる。
Xiaomi
- Redmi Smart Brand2:
発売開始日: 2023年2月
価格: 約4,990円(税込)
特徴: Redmi Smart Band 2は、低価格でありながら心拍数、睡眠、活動量を追跡できるスマートバンドです。バッテリー寿命も長く、通知機能も備えています 。
GARMIN
- vivosmart 5:
発売開始日: 2022年4月
価格: \21,800(税込)
特徴: GARMIN vivosmart 5は、高度なフィットネストラッキング機能を備えたスマートバンドです。心拍数、睡眠、ストレス、血中酸素濃度などを追跡できます。
Zepp Health
- Amazfit Brand7:
発売開始日: 2022年9月
価格: \7,980(税込)
特徴: Amazfit Brand 7は、スマートウォッチで、心拍数、睡眠、ストレス、運動量を追跡できます。さらに、多彩なスポーツモードと長時間のバッテリー寿命を備えています。
まとめ
ウェアラブルデバイスは、技術の進化により多種多様な製品がメーカーからラインナップされていきます。公式ウェブサイトなどを確認し、自分のライフプランにミートしたものを選びましょう。
今後も、どんな機能を備えた商品が出てくるのか楽しみにしましょう。
- ウェアラブルデバイスとは、手首や腕、頭などに装着するコンピューターデバイスです。ウェアラブル(wearable)とは「身に付けられる」「着用できる」という意味の英単語です。 ↩︎