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守れないとの声、厚生省「飲酒ガイドライン」~飲酒メリット・デメリット~

ニュース

2月19日、厚生労働省が国として初めて「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を発表されました。お酒による健康へのリスクを示していますが、 この発表に困惑する声もあるようです。
楽しくお酒を飲むためにも飲酒についてのメリット・デメリットを知り、楽しくお酒を飲むための参考にしてみてください。

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お酒を飲まないメリット・デメリット

お酒を飲まないメリット

  • 健康への影響:
    お酒を飲まないことで、肝臓や心臓の健康を保つことができます。アルコールは肝機能に負担をかけ、高血圧や心臓病のリスクを増加させることがあります。
  • 運転安全:
    アルコールを摂取しないことで、運転中の事故リスクを減らすことができます。飲酒運転は危険であり、飲まないことで自身と他人の安全を守れます。
  • 費用節約:
    お酒は高価な嗜好品です。飲まないことで、財布にやさしい節約ができます。
  • クリアな思考:
    アルコールを摂取しないことで、クリアな思考を保つことができます。酔っ払っていない状態で仕事や学業に集中できます。

お酒を飲まないデメリット

  • 社交的な場面での違和感: お酒を飲まないことで、飲み会やパーティーなどの社交的な場面で浮いてしまうことがあります。
  • 文化的な側面: 一部の文化や伝統ではお酒は重要な役割を果たしています。飲まないことで、文化的なイベントや習慣から外れることがあります。
  • ストレスへの対処: アルコールは一時的にストレスを和らげる効果があります。飲まないことでストレスを適切に処理する方法を見つける必要があります。

総じて、お酒を飲むかどうかは個人の選択です。自身の健康やライフスタイルに合った選択をすることが大切です。

なぜ、お酒を飲むと酔うのでしょうか?

アルコールの吸収と循環:

お酒を飲むと、アルコールは胃で約20%、小腸で約80%吸収されて血液に溶け込みます。
血液は肝臓を通り、アルコールの分解が始まりますが、すぐには分解できないため、大部分のアルコールは心臓に送られ、脳や全身にも運ばれます。

脳への影響:

アルコールが血液によって脳に到達すると、脳の神経細胞に作用し、麻痺させます。
これが「酔う」という状態です。
飲んだアルコールが脳に到達するまでには、約30分から2時間ほどかかるといわれており、お酒を飲んでもすぐには酔わないのです。

血中アルコール濃度と酔いの状態:

酔いの程度は、脳内のアルコール濃度によって決まります。
実際に脳内の濃度を測るのは不可能なため、代わりに血中アルコール濃度によって酔いの程度を判定しています。

酔いの程度と血中アルコール濃度の一般的な対応です(個人差があります)

  • 爽快期:
    血中アルコール濃度: 0.02~0.04%
  • 酔いの状態:
    さわやかな気分になる、皮膚が赤くなる、陽気になる、判断力が少しにぶる
  • ほろ酔い期:
    血中アルコール濃度: 0.05~0.10%
  • 酔いの状態:
    ほろ酔い気分になる、手の動きが活発になる、抑制がとれる(理性が失われる)、体温が上がる
  • 酩酊初期:
    血中アルコール濃度: 0.11~0.15%
  • 酔いの状態:
    気が大きくなる、大声でがなりたてる、怒りっぽくなる、立てばふらつく

その他の段階(酩酊期、泥酔期、昏睡期)もありますが、詳細はブログ記事で解説しましょう。
最後に、アルコールの処理にかかる時間は体重や体質によって異なりますが、一般的に同量のアルコールを飲んでも、体重の重い人ほど血中アルコール濃度は低くなります。適切な飲酒を心掛け、健康に気をつけましょう!

適量のお酒とは?

お酒を適切に楽しむためには、適量を守ることが大切です。厚生労働省が推奨している「節度ある適度な飲酒量」は、1日平均純アルコールで約20g程度1です。以下は、一部のお酒の具体的な量の目安です:

  • ビール(アルコール度数5%)ロング缶1本(500mL)
  • チューハイ 缶1本(350mL)
  • 日本酒 約1合(180mL)
  • ワイン グラス2杯弱(200mL)
  • 焼酎(25度) グラス2分の1杯(100mL)
  • ウィスキー ダブル1杯(60mL)

ただし、個人差や体調によって酔い具合は変わりますので、無理に飲むことは避けましょう。また、お酒を飲む習慣のない人にはこの量を推奨しないことも厚生労働省が指摘しています1。

お酒のメリット

適度なお酒の摂取には以下のようなメリットがあります:

アルコール

食欲の増進: アルコールは胃の働きを良くし、食欲を高めます。
ストレス緩和: ほろ酔いするくらいのアルコールは緊張感をほぐす効果があります。

血管

血行促進: 血管が拡張し、血行が良くなるため、疲労回復や血管の詰まりを防ぐ効果があります。

飲み過ぎに注意

大量の飲酒は肝臓や他の臓器に障害を引き起こすおそれがあります。特に肝臓病は最も頻度が高く、重篤な疾患となることもあります。肝臓でアルコールが代謝される際に中性脂肪が蓄積し、脂肪肝や肝硬変を引き起こすことがあります。アルコール依存症になる危険性も増しますので、適度な飲酒を心掛けましょう1。

お酒を楽しむポイント

お酒を楽しむ際には以下の点に気をつけましょう:

空腹状態で飲むと胃腸が刺激されるため、食事と一緒にゆっくりと楽しむこと。
お酒の強さには個人差があるため、無理に飲ませないよう配慮すること。
適量を守って、楽しい晩酌タイムをお過ごしくださいね!

FAM8

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