８月２８日のプロ野球「中日ドラゴンズ VS 広島カープ」戦の始球式に、人気女優の川口春奈さんが登場し、観客・選手等のどよめききの中 始球式を行い球場全体が盛り上がった。
プロ野球の始球式は、いつから始まり、何のために行うのだろうか。今まで 当たり前のように観ていた始球式について調べた。
川口春奈が始球式に登場 プロ野球の始球式の始まりと目的を知る
日本のプロ野球での始球式の始まりは、1908年に行われた、ある試合からとなります。
始球式の始まり
1908年11月22日、来日したアメリカの「メジャーリーグ選抜チーム VS 早稲田大学野球部」の試合で初めて始球式が行われました。
この時の始球式で投手役を務めたのは、早稲田大学の創設者で政治家でもあった大隈重信が行いました。
始球式での空振り
大隈重信の始球式以降は、始球式でバッターが空振りをすることが慣習となりました。
これは、大隈重信に対する敬意を表するためとの説ですが、今でいうと忖度にもなりますね。
始球式の目的
始球式は、先の歴史からも一つのセレモニーとして習慣化されました。
しかし、この他にも以下の目的もあるでしょう。
- 試合の盛り上げ: 試合前の雰囲気を盛り上げ、観客の注目を集める
- 球団・スポンサーのPR: 著名人や人気者を招き、球団やスポンサーの知名度向上を図る
- 社会貢献: チャリティイベントや社会問題への関心を呼びかける
始球式と有名人
始球式に登場した有名人のエピソードを紹介します。
- 高校野球: センバツ大会では、開幕戦の始球式を原則、文部科学大臣が務めます。
- 首相登場:プロ野球の公式戦で現職首相が登場したのは、1957年の岸信介氏が最初です。
- 芸能界最速:芸能界では、ティモンディの高岸宏行が142km/hを記録しています。
- 毎回ヒット:サンドウィッチマン・伊達みきおは、毎回ヒットを打たれます。（お約束です）
- 最も長い:柳沢慎吾は、小芝居含めて12分間という日本一長い始球式を行いました。
- 女性最速:稲村亜美は、女性芸能人で最速の103km/hを記録しています。
川口春奈が始球式に選ばれたのはなぜか
この日の試合（ナイター）は『ＪＣＢカードナイター』として行われ、ＪＣＢのＣＭに出演する川口春奈さん選ばれ始球式を務めたようです。
川口春奈さんは、始球式を2014年と2019年に神宮球場で2度務めています。今回は、前回の2019年9月3日に行われた「ヤクルト－広島」戦以来の登場でした。
まとめ
始球式を観ることも、試合を観戦する楽しみの一つですね。
皆さん、最高に緊張し務めてくれて、観る側もとても楽しみですね。
今回は、川口春奈さんの登場で始球式も話題になり少しでも始球式についての情報となれば嬉しいです。
