i-mobile-pc
i-mobile-sp

4月の満月「ピンクムーン」色ではなく、心地よい時間を過ごす楽しみ方5選

ニュース

4月の満月は、「ピンクムーン」と呼ばれています。これはアメリカの習慣なので日本の馴染みは深くはないですが、多様性の時代であるこそ 「ピンクムーン」の日に日本で楽しめる鑑賞について紹介します。

【関連記事】

zucks115

4月の満月は、「ピンクムーン」

ピンクムーンは、4月の満月の呼び名です。
これは、アメリカの先住民たちの習慣です。
実際に月がピンク色に輝き見えるわけではありません。

由来

ピンクムーンの由来は諸説あります。
主な2つが有力です。

  1. シバザクラやハナミズキなどのピンク色の花が咲く時期であること
  2. 北米の一部地域では、4月にピンク色のモス(地衣類)が岩の上で盛んに繁殖すること

日本では、4月は桜が咲く時期となるので、ピンクムーンという名前は親しみやすいですね。

なぜ、月に名前を付けてるのか

アメリカの先住民族たちは、その月の満月に時期に合った名前を付けることで季節を把握していたといわれています。
以下は、各月のアメリカ先住民の満月の名前です:

1月: ウルフムーン (Wolf Moon) : 狼が遠吠えをする季節の月。
2月: スノームーン (Snow Moon) : 大雪が降ることが多い月。
3月: ワームムーン (Worm Moon) : 土中の虫が活動を始める時期。
4月: ピンクムーン (Pink Moon) : 春になると山や丘がピンク色に染まる野生のシバザクラやハナミズキなどのこと。
5月: フラワームーン (Flower Moon) : さまざまな花が咲き始める月。
6月: ストロベリームーン (Strawberry Moon) : イチゴの収穫にちなんで。
7月: バックムーン (Buck Moon) : 雄鹿の角が生えてくる月。
8月: スタージョンムーン (Sturgeon Moon) : チョウザメ漁が盛んに行われる月。
9月: ハーベストムーン (Harvest Moon) : 農作物の収穫に合わせて。
10月: ハンターズムーン (Hunter’s Moon) : 月明かりが強いためハンターたちが獲物を狩る月。
11月: ビーバームーン (Beaver Moon) : ビーバーが寒い冬を越すために巣作りを始める月。
12月: コールドムーン (Cold Moon) : 寒さが厳しくなる季節の月。

これらの名前は、自然とのつながりを感じさせてくれるものであり、アメリカの文化と歴史を反映しています

今年(2024年)はいつ

日本でのピンクムーンを見れる日時は、4月24日午前8時49分です。
残念ながら 朝の時間帯で明るいため、その時間に観測することは難しいでしょう。
しかし、前日の夜や当日の夜も、ほぼまんまるの月を眺めることができそうですので、天気予報を参考にして鑑賞をしましょう。

近年、日本での馴染み

ピンクムーンは、アメリカ先住民族の習慣であり日本での馴染みは薄かったでしょう。
しかし、近年は徐々に日本で馴染みが出てきているようです。
その理由は主に以下ではないでしょうか。

  • 情報の発信
    インターネットやSNSの普及により、ピンクムーンに関する情報が身近になりました。
    また、テレビや雑誌などでピンクムーンを取り上げる機会が増えました。
  • イベントの開催
    各地でピンクムーンの観察イベントや関連イベントが開催されるようになっています。
    こうしたイベントを通して、ピンクムーンについて知る人や、実際に観賞する人が増えています。
  • 季節の風物詩としての認識
    4月は桜が咲く季節であり、ピンクムーンは春の訪れを告げる風物詩として認識されるようになっています。また、満月は古くから人々に親しまれ 桜のピンクを連想しピッタリです。


日本での楽しみ方:5選

日本でピンクムーンを楽しむ方法を紹介します。
日本には、秋に「中秋の名月」というものがあり 昔より月見などの習慣はありますが、春の季節を含めて、ぜひ心地よい時間を過ごしましょう。

  1. お月見パーティー:
    ピンクムーンの夜に、家族や友人と一緒にお月見パーティーを開催してみてはいかがでしょうか?庭や公園でお団子やお酒を持ち寄り、美しい満月を眺めながら楽しい時間を過ごすことができます。
  2. 写真撮影:
    ピンクムーンの美しい姿を写真に収めてみましょう。
    カメラやスマートフォンを使って、満月を撮影すると素晴らしい風景が残せます。
    特に桜の木と一緒に写すと、春の美しい風景が楽しめます。
  3. 星空観察:
    ピンクムーンを眺めるついでに、他の星座や惑星も観察してみてください。
    星座図を持参して、星空を探索するのも楽しいですよ。
    特に東日本や北日本では晴れることが多いので、星座を観察するチャンスです。
  4. おまじないや願いごと:
    満月には神秘的なパワーがあると言われています。
    ピンクムーンの日に願いごとをするのも良いかもしれません。
    また、スマホの待ち受け画面をピンクムーンにするというおまじないもあります。
  5. 自然と調和する時間:
    ピンクムーンの夜に、自然と調和する時間を過ごしてみてください。
    散歩やハイキング、庭で過ごすなど、自然の美しさを感じながらリラックスできる時間を楽しんでみてください。

まとめ

ピンクムーンは、日本でも徐々に馴染みが出てきていると言えます。
これらを参考にして、楽しい時間を過ごしてもらえることを楽しみにしています。
秋には中秋の名月もありますので、四季折々の時間を楽しく過ごすひと時としたいですね。

FAM8

タイトルとURLをコピーしました