パリ2024オリンピックのスケートボード競技は、女子・男子とも日本勢が金メダルを獲得した。
おめでとう!
女子のスケートボーダーは、若手選手層の活躍が目立つ。
なぜ、女子選手は若い年齢層が活躍するのか?
オリンピックでのスケートボード成績
スケートボードは、オリンピックの正式競技として2021年の東京オリンピックで採用され、オリンピック競技としての歴史は始まったばかりです。
今回の大会で2回目となるが、競技の結果は以下の通りです。
パリ2024オリンピックの結果
( )内の年齢は、大会当時の年齢です。
女子ストリート
- 金メダル: 吉沢恋(ヨシザワ ココロ)(日本:14歳)
- 銀メダル: 赤間凜音(アカマ リズ)(日本:15歳)
- 銅メダル: ライッサ・レアウ(ブラジル:16歳)
男子ストリート
- 金メダル: 堀米雄斗(ホリゴメ ユウト)(日本:25歳)
- 銀メダル: ジャガー ジェシー イートン(アメリカ:23歳)
- 銅メダル: ナイジャ・イマニ・ヒューストン(日本:29歳)
東京2020オリンピックの結果(開催は2021年度)
女子パーク
- 金メダル: 四十住 さくら(ヨソズミ サクラ)(日本:19歳)
- 銀メダル: 開心那(ヒラキ ココナ)(日本:12歳)
- 銅メダル: スカイ・ブラウン(イギリス:13歳)
男子パーク
- 金メダル: 堀米雄斗(ほりごめゆうと)(日本:22歳)
- 銀メダル: ケウビン・ホフラー(ブラジル:28歳)
- 銅メダル: ジャガー ジェシー イートン(アメリカ:20歳)
女子の若手年齢選手が活躍する
男子に比べて、女子のスケートボーダーの若い年齢層の活躍が目立ちます。
その考えられる要因についていくつか紹介します。
- 柔軟性の高さ: スケートボードは、体の柔軟性、バランス感覚を高度に必要とするスポーツです。十代前半から半ばは、一般的に体が柔軟で新しいトリックを習得しやすいと考えられます。
- 成長期の集中力: 思春期を迎える年齢では、特定のことに集中し、スケートボードに夢中になると、短期間で高いレベルに達するのでしょう。
- 環境の変化:スケートボードを幼いころから触れることが出来る環境に社会がなってきたのでしょう。教室、指導者、公の練習場なだ充実しています。
- 男女での体格、成長速度の違い:一般的に、女性のほうが成長が早く 十代前半では女性のほうが身長が高いことは珍しくありません。このようなことも活躍する年齢層で男女間の差が出ているのかもしれません。
これらの要因が複合的に作用し、女子スケートボーダーの若い年齢層選手の活躍が目立つていると考えられます。
主な世界大会
スケートボードは、オリンピック以外にも数多くの世界的な大会が開催されています。
主な大会を紹介します。
- X Games:
- エクストリームスポーツの祭典として知られ、スケートボードも競技の一つです。
- 1ランにつき最大30~45秒間のライディングを行い、30分間でできるだけ多く行い、その中で最も高い得点を記録した選手の成績が順位となります。
- Street League Skateboarding (SLS):
- ストリートスタイルのスケートボードに特化したプロリーグです。
- 各大会を勝ち抜いた選手たちが年間王者を争います。
- Dew Tour:
- X Gamesと並んで、エクストリームスポーツのメジャーな大会です。
- スケートボード以外にも、BMXやスノーボードなどの競技が行われます。
まとめ
スケートボードは、競技としてオリンピックで行われ広く日本国内でも競技として認知されてきています。オリンピックを含め世界的な大会などで、これからも広く普及するでしょう。
オリンピックでは、日本勢は活躍しています。次回も期待し楽しみに観戦をしたいですね。