12月16日に「WEST.」の重岡大毅さん(32)が、ボクシングのC級ライセンスに合格したと発表しました。
芸能人には、既に何人かのボクシングのプロライセンスを持っている人がいます。
あの人が、実は持っていたのか。ライセンス所持者を紹介します。
ボクシングのプロライセンスを持っている芸能人
芸能人で、ボクシングのプロライセンスを持っているのは、片岡鶴太郎さんが有名ですが、その他にも多くの芸能人が取得してます。
以下に公式戦の成績も含めて紹介します。
横浜流星(よこはま りゅうせい)
- ライセンスの種類: C級プロボクサーライセンス
- 取得時期: 2023年6月
- 公式戦成績: 試合出場なし
- 備考: 映画『春に散る』でボクサー役を演じるため、約1年間のトレーニングを経てプロテストに合格しました。
子供のころから極真空手を行い、中学3年生の時に世界大会「2011年 第7回国際青少年空手道選手権大会 13・14歳男子-55kgの部」で優勝し世界一となっています。そして、高校1年生の時に、「2012年 第8回国際青少年空手道選手権大会 15歳男子-65kgの部」で3位を獲得しています。
片岡鶴太郎(かたおか つるたろう)
- ライセンスの種類: マネージャーライセンス
- 取得時期: 1988年
- 公式戦成績: 試合出場なし
- 備考: 当時33歳で、特別に許可を得てプロテストに合格しています。
1988年(昭和63年)にプロボクサーテストを受験していますが、本来 ボクシングのプロテストは30歳までしか受験できなかったので、当時33歳だった鶴太郎さんには年齢的な受験資格はありませんでした。 しかし、日本ボクシングコミッション(JBC)に懸命に頼み込んで、「合格しても試合には出場できない」という条件で、特別に受験させてもらうことができたようです。
結果は”合格”。プロボクサーのライセンスを取得しましたが、JBCとの約束によりプロ選手としてリングに上がることは出来なかったようです。しかし、セコンドとしてボクシングの試合に携わっています。
山川豊(やまかわ ゆたか)
- ライセンスの種類: C級プロボクサーライセンス、プロボクシングトレーナーライセンス
- 取得時期: 1988年
- 公式戦成績: 試合出場なし
- 備考: 30歳半ばに自律神経失調症となり、不眠症を脱するために本格的にボクシングを始めて、C級ライセンスを取得しています。
森脇健児(もりわき けんじ)
- ライセンスの種類: フェザー級プロボクサーライセンス
- 取得時期: 1995年
- 公式戦成績: 試合出場なし
- 備考: 吉田栄作さんは、忙しい中でも渡米に備えて英会話と空手を習うストイックさに影響を受け、ボクシングを始めたとのことです。
山本博(やまもと ひろし)(ロバート)
- ライセンスの種類: C級プロボクサーライセンス、トレーナーライセンス、インスペクターライセンス
- 取得時期: 2008年
- 公式戦成績: 1戦1勝(1KO)
- 備考: 2008年に番組の企画で、ボクシングのプロライセンスを取得しています。
2014年11月に「ロバート山本」のリングネームでプロデビューし、高橋陸(現ジロリアン陸)に4回TKO勝ちをしています。そして、1戦で現役を引退しました。
2015年に、トレーナーライセンスも取得した。
2023年に、インスペクター(試合進行)ライセンスを取得しています。
山崎静代(やまざき しずよ)(南海キャンディーズ)
- ライセンスの種類: C級プロボクサーライセンス
- 取得時期: 2009年
- 公式戦成績: 通算11戦、7勝4敗
- 備考: 2009年度全日本女子ボクシング選手権大会ヘビー級で優勝しています。
2011年、JOCの女子ボクシングの強化選考選手に選ばれ、オリンピックを目指しました。
重岡大毅(しげおか だいき)(WEST.)
- ライセンスの種類: C級プロボクサーライセンス
- 取得時期: 2024年12月
- 公式戦成績: 試合出場なし
- 備考: 重岡大毅さんの格闘技歴は9年です。
過去には、テレビ番組の企画で那須川天心とボクシング対決を行ったこともありました。
佐野岳(さの がく)
- ライセンスの種類: C級プロボクサーライセンス
- 取得時期: 2024年12月
- 公式戦成績: 試合出場なし
- 備考: ドラマ『レッドブルー』の役作りのためにボクシングを始めるキッカケのようです。
ライセンスの種類とファイトマネー
ボクシングのライセンス種類は、A級、B級、C級があり、基本的には、C級からスタートし、実績を積み重ねてB級、A級とランクアップしていきます。
A級ライセンス
B級ライセンスのプロボクサーが6回戦の試合で2勝することで昇級します。(引き分けは0.5勝とカウント)
8回戦(8ラウンド)以上の試合に出場することができます。
B級ライセンス
C級ライセンスのプロボクサーが4回戦の試合で4勝することで昇級します。(引き分けは0.5勝とカウント)
6回戦(6ラウンド)の試合に出場することができます。
C級ライセンス
基本的にはここからスタートします。
4回戦(4ラウンド)の試合に出場することができます。
ファイトマネー
プロボクサーのファイトマネーは1試合当たり、
- C級ライセンスで6万円
- B級ライセンスで10万円
- A級ライセンスで15万円以上
そこから所属ジムがマネジメント料を33%差し引いた残りの金額が手取りとなります。
まとめ
意外な人が、ライセンスを持っていますね。
ファイトマネーも思いのほか高額ではなく、プロボクサーで生きていける人が限りなく少ないということが実感できたと思います。