今年も 更にビールが旨くなるシーズンの夏が近づいてきます。
ビールの中でも、焙煎麦芽を使用した「焙煎風味」のビールは、香ばしさや深いコクがとても魅力的です。
そこで、日本の大手ビールメーカー4社と海外の人気ビールメーカー4社から、それぞれおすすめの焙煎風味ビールを紹介します。おそらく熱波となる夏のビールを楽しむ参考にしてください。
各メーカーの特徴についても紹介します。
焙煎風味のビールってどんな味なの?

焙煎風味のビールとは、以下が絡み合った味のビールです。
- 香ばしい麦の香り
- ほのかな苦味
- 深いコク(コーヒーやチョコを口にしたときのような味わいの)
ちなみに焙煎とは、乾燥させながら高温で加熱する加工方法です。
日本の4大ビールメーカーのおすすめ焙煎風味ビール

日本の大手ビール会社と言えば、サッポロビール、キリンビール、アサヒビール、サントリービールではないでしょうか。
おススメの一品を紹介します。
サッポロビール:ヱビス プレミアムブラック
- 風味の特徴:
ロースト麦芽(大麦麦芽を高温で焙煎した物)の豊かな香ばしさと、ほのかな甘み。
クリーミーな泡とスムースな口当たり。
後味にほのかなビター感(口に含んだときに感じるほどよい苦味や渋みのこと)があり、飲みごたえ抜群。 - メーカーの特徴:
日本初のビールブランド「ヱビス」を展開。
プレミアムビールの品質にこだわりがある。
キリンビール:一番搾り 黒生
- 風味の特徴:
すっきりとした飲み口ながら、ロースト麦芽の深みを感じる
一番搾り製法(ビールの仕込み工程で麦汁を「最初に流れ出る部分(一番搾り)」だけを使う製法のこと)により、雑味のないクリアな味わい。
軽やかながらも、しっかりとしたコクが楽しめる。 - メーカーの特徴:
日本のビール市場で安定したシェアを誇る。
一番搾りシリーズを中心に、品質の高いビールを提供。
アサヒビール:アサヒ スタウト
- 風味の特徴:
深い焙煎香と、しっかりとした苦味。
濃厚なコクがあり、ゆっくりと味わいたくなる味わい。
ほんのり感じる甘みがアクセント。 - メーカーの特徴:
スーパードライで有名だが、黒ビールにも定評がある。
グローバル展開を強化し、海外市場でも影響力を持つ。
サントリービール:ザ・プレミアム・モルツ 黒
- 風味の特徴:
厳選された焙煎麦芽を使用し、リッチな香ばしさを実現。
クリーミーな泡と、濃厚なコクが特長。
ほのかに甘みが感じられるバランスの良い味わい。 - メーカーの特徴:
プレミアムビール市場での存在感が強い。
「ザ・プレミアム・モルツ」シリーズで多くのファンを獲得。
海外の人気ビールメーカーのおすすめ焙煎風味ビール

ギネス(アイルランド):ギネス ドラフト
- 風味の特徴:
クリーミーな泡と滑らかな口当たり。
コーヒーやチョコレートのような深いコクと苦味。
窒素ガスの使用により、まろやかな飲み心地を実現。 - メーカーの特徴:
世界的に有名なスタウトビールの代表格。
250年以上の歴史を持つ、アイルランドを代表するビールブランド。
ハイネケン(オランダ):アムステル ダブルボック
- 風味の特徴:
ダークラガー特有のカラメル香とロースト香。
モルトの甘みとほのかなスパイシーさが感じられる。
アルコール度数がやや高めで、飲みごたえがある。 - メーカーの特徴:
世界170カ国以上で展開するグローバルブランド。
高品質なビールを提供し、M&A戦略にも積極的。
バドワイザー(アメリカ):ミケロブ アンバー・ボック
- 風味の特徴:
ロースト麦芽の芳ばしさと、キャラメルのような甘み。
ミディアムボディで、飲みやすい。
アメリカンラガーのスムースさを持ちつつ、深みのある味わい。 - メーカーの特徴:
世界最大のビールメーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベブの主力ブランド。
グローバル展開を進め、低カロリービールなどの商品開発にも積極的。
コロナ(メキシコ):モデロ ネグラ
- 風味の特徴:
ダークラガーならではのスムースな口当たり。
ロースト感のある香ばしさと、わずかな甘み。
メキシコビール特有の軽快な後味。 - メーカーの特徴:
世界的なビールブランド「コロナ」の親会社。
さわやかなイメージのビールが多いが、ダークラガーも評価が高い。
ビールメーカー紹介(国内4社/海外4社)

国内4社の紹介
国内大手ビール会社の特徴を紹介します。
ビールを選ぶときの雑学として、ビール選定するのも面白いですね。
項目 | サッポロビール | キリンビール | アサヒビール | サントリービール |
---|---|---|---|---|
設立年度 | 1876年 | 1885年 | 1889年 | 1899年 |
売上高 | 約5,186億円(2023年) | 約2兆1,344億円(2023年) | 約2兆7,690億円(2023年) | 約3兆2,851億円(2023年) |
主なビール商品 | サッポロ生ビール黒ラベル、ヱビスビール、麦とホップ | 麒麟一番搾り、キリンラガービール、淡麗グリーンラベル | アサヒスーパードライ、クリアアサヒ、アサヒ生ビール | ザ・プレミアム・モルツ、金麦、パーフェクトサントリービール |
ビール以外の主な商品 | ワイン(グランポレール)、チューハイ(男梅サワー) | 清涼飲料水(午後の紅茶)、ワイン(メルシャン) | 清涼飲料水(ウィルキンソン)、食品(ミンティア) | ウイスキー(山崎、白州)、清涼飲料水(伊右衛門) |
社是・経営方針 | 乾杯をもっとおいしく。 | よろこびがつなぐ世界へ | すべてのお客さまに、最高の明日を。 | 水と生きるSuntory |
企業の強み | 高級ビール市場での強いブランド力(ヱビスビール)、不動産事業の収益基盤(恵比寿ガーデンプレイス) | 発泡酒・新ジャンル市場での高いシェア、「本麒麟」などのヒット商品、医薬・バイオケミカル事業への進出 | ビール市場でのトップシェア、「アサヒスーパードライ」の強力なブランド力、海外市場での積極的な展開 | 多角的な商品展開(ウイスキー、清涼飲料水など)、海外市場での高い売上比率、環境への配慮と社会貢献活動 |
企業の弱み | ビール市場でのシェアが他の大手3社に比べて低い | ビール市場でのシェアがアサヒビールと競合している、医薬事業への多角化による焦点の分散 | ビール事業への依存度が高く、事業の多角化が他社に比べて進んでいない | ビール市場でのシェアが上位2社に比べて低い、ビール事業の歴史が他社に比べて浅い |
これらの企業は、日本のビール市場を牽引しています。
海外4社の紹介
海外ビール会社の特徴を紹介します。
ビールを選ぶときの雑学として、ビール選定するのも面白いですね。
項目 | ギネス | ハイネケン | バドワイザー | コロナ |
---|---|---|---|---|
設立年度 | 1759年 | 1863年 | 1876年 | 1925年 |
売上高 | 非公開 | 約231億ユーロ(2022年) | 約547億ドル(2022年、親会社のABインベブ全体) | 約547億ドル(2022年、親会社のABインベブ全体) |
主なビール商品 | ギネス・ドラフト、ギネス・エクストラスタウト | ハイネケン、アムステル、タイガービール | バドワイザー、バドライト | コロナ・エキストラ、コロナ・ライト |
ビール以外の主な商品 | 非公開 | ノンアルコールビール(ハイネケン0.0) | ノンアルコールビール(バドワイザー・ゼロ) | ノンアルコールビール(コロナ・サンブリュー) |
社是・経営方針 | 非公開 | “We Brew the Joy of True Togetherness to Inspire a Better World” | “Bringing People Together for a Better World” | 非公開 |
企業の強み | 長い歴史と伝統、黒ビール市場での圧倒的なブランド力 | 世界170カ国以上での販売網、強力なブランドポートフォリオ | 世界最大のビールメーカーとしての規模と影響力、多様なブランド展開 | 世界的なブランド認知度、リゾートスタイルのビールとしての独自性 |
企業の弱み | 黒ビールに特化しており、製品ラインナップの多様性に欠ける可能性 | 競争の激しい市場での価格競争、地域による嗜好の違いへの対応 | 巨大企業ゆえの組織の複雑さ、地域市場でのローカルブランドとの競合 | 季節やリゾート需要に左右されやすい販売動向、製品ラインナップの限定性 |
これらの企業は、世界のビール市場で活躍をしています。
まとめ
自分の好みに合う焙煎風味ビールを見つけて、奥深い味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか?
今年の夏も、記憶に残る楽しいシーズンとなるでしょう。
しかし、飲みすぎには気をつけましょう。