男子の4大メジャー(マスターズ、全米プロゴルフ選手権、全米オープン、全英オープン)と比べてあまり知られていない(?)女子ゴルフの「メジャー5大大会」があります。
女子ツアーには男子にはない魅力や進化がたくさんあり、この記事では、メジャー5大大会の違いや特徴、歴代の記録、日本人選手の歴史的な快挙に加えて、「それ知らなかった!」と言いたくなる裏話10選を紹介します!
🌟女子ゴルフのメジャー5大会とは?

現在、女子ゴルフの世界最高峰のメジャー大会は以下の5つです。
- シェブロン選手権(4月/アメリカ)
旧クラフト・ナビスコ選手権。2023年からヒューストン開催。 - KPMG全米女子プロゴルフ選手権(6月/アメリカ)
男子のPGAに相当するLPGA主催の伝統大会。 - 全米女子オープン(6月/アメリカ)
最も権威があり「真の実力者を決める戦い」。 - 全英女子オープン(8月/イギリス)
リンクス特有の風との戦い。コースの美しさも人気。 - アムンディ・エビアン選手権(7月/フランス)
2013年にメジャー昇格した新参大会。唯一の欧州開催。
📝男子との違い:男子は4大大会すべてアメリカ・イギリス開催、しかし、女子はフランス開催もあり、多様性が高い点が特徴です。
👑歴代最多メジャー勝利選手は?

- パティ・バーグ(アメリカ):15勝(歴代最多)
- 近年では、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が10勝を挙げています。
🇯🇵日本人選手の快挙

🏆渋野日向子:2019年 全英女子オープン優勝
- 42年ぶり日本人メジャー制覇。
笑顔でのプレーから“スマイルシンデレラ”の愛称が誕生。
予選会を勝ち上がっての優勝はまさに大金星!
🏅笹生優花:2021年 全米女子オープン優勝
- 19歳での優勝は史上最年少タイ。
フィリピンとの二重国籍。
👑畑岡奈紗:メジャーでの複数回トップ5入り
- メジャー勝利は未達ながら安定した実力で常に上位争い。
💥女子メジャーで“意外と知らない”トリビア10選!

渋野日向子、全英初出場&予選会からの優勝は“史上初”
全英女子オープンで、出場自体が初めて&予選から勝ち上がっての優勝は史上初の快挙。
世界が「誰!?」と驚いたスマイル旋風。
エビアン選手権は“メジャー昇格したばかり”だった
2013年からようやくメジャー入り。
男子ではありえない「大会の格が後付けで変わった」珍しい例。
シェブロン選手権の“池飛び込み”は伝統イベント
優勝者がグリーンサイドの池にキャディや家族と飛び込むのが定番行事。
現在の会場でも続いており、「女子版グリーンジャケット」として人気。
2023年 全米女子オープン、女子史上最高額の賞金
賞金総額は1,100万ドル(約15億円)、優勝賞金2,000,000ドル(約2.7億円)と男子並みに。
ゴルフ女子の世界でも報酬は飛躍的にアップ中。
全英女子は“男子とコースが違う”
同じ「セント・アンドリュース」でも、女子用に距離や配置が調整された別設計。
戦略も異なるため、観戦の見方が変わる。
ソレンスタムが2003年、男子PGAに出場
女子のレジェンド、アニカ・ソレンスタムが男子PGAツアーに出場し世界が騒然。
「男女の壁を超えた挑戦」として称賛されました。
韓国勢がメジャーを“席巻”した時期がある
2000年代以降、韓国選手が20大会中15勝以上という年も。
育成環境の徹底ぶりが背景に。
畑岡奈紗は17歳でプロ転向、賞金女王まで一気
アマチュア優勝からプロ入り、すぐにトッププレイヤーとして活躍。
国内外での実績もあり、「次のメジャーウィナー」として注目されています。
女子のエビアンは“アルプスの絶景”が見どころ
フランスのエビアン=レ=バンは、レマン湖と山々に囲まれた絶景コース。
選手も観客も「世界で最も美しいトーナメント」と絶賛。
ゴルフ界初の“同性婚カップル”が同じ大会で優勝争い
メジャーではないが、ブロンテ・ローとマディソン・プレストンがカップルとして共にプレー。
LPGAはLGBTQ+への理解が進んでいるスポーツでもあります。
🎯まとめ:女子ゴルフは“進化”と“多様性”のステージ
男子メジャーと違って…
- 大会が5つある
- フランスや絶景コースが舞台
- 韓国・日本・アジア勢が強い
- ファンとの距離が近い演出が多い
など、女子ゴルフは独自の魅力と“知れば知るほど面白い”奥深さがあります。
渋野日向子や笹生優花のような若手スターの登場も、今後の観戦をもっと楽しくしてくれるはず。
今年のメジャー、テレビ観戦だけでなくSNSやハイライト動画でぜひ追いかけてみてください!
📌次回予告案:「メジャー大会で使用されるボールやクラブの秘密」「女子選手の飛距離ランキング」なども予定!
rakuten