大阪万博が開催されますが、世界に広まっている回転寿司は、1970年の大阪万博で世界に披露されたことをご存じでしょうか。
回転寿司の誕生秘話からビジネスまでの話を知り、更においしく回転寿司を食べましょう。
回転寿司の誕生は、ビール工場がヒントだった?

今や日本中にある「回転寿司」。
でもその誕生秘話、意外と知られていません。
実は、回転寿司を考案したのは大阪の寿司店「元禄寿司」の創業者、白石義明さん。
1958年、忙しすぎて人手が足りなかった白石さんは、ビール工場のベルトコンベアからヒントを得て、寿司が自動で回る仕組みを発明したのです!
「一人でも多くのお客様に、安く・早く・楽しく寿司を食べてほしい」
そんな思いから生まれたのが、回転寿司の原点でした。
大阪万博(1970年)では「元禄寿司」の回転レーンが話題を集め、一気に全国へ広がっていきました。
今や2兆円市場!回転寿司ビジネスの規模
現在、日本の回転寿司業界は年間約2兆円規模とも言われています。
代表的なチェーンは、
- スシロー
- くら寿司
- はま寿司
- かっぱ寿司
など。最近は回転レーンを使わず、注文品を直接配膳するタイプの店舗も増えているようです。
技術の進化もスゴイ!

- タッチパネル注文
- AIによる仕入・調理管理
- 自動配膳ロボット
- キャッシュレス対応
など、まさに「スマート寿司時代」に突入しています!
海外でも大人気!広がる回転寿司の世界

回転寿司は、いまや世界中で楽しまれる“エンタメ系日本食”。
以下の国々では、店舗が増え続けています👇
🇺🇸アメリカ
くら寿司USAが上場。LAやNYで大人気。
🇨🇳中国
若者の間で寿司ブーム。現地スタイルの寿司も登場。
🇰🇷韓国 / 🇹🇼台湾
日本文化への親近感から回転寿司が定番化。
🇸🇬シンガポール
観光客&現地ファミリーに愛されるグルメスポットに。
🇬🇧イギリス / 🇫🇷フランス
新しい食体験として「クールな寿司」が注目の的。
🍣 世界の人々が「回転寿司って面白い!」と感じている今、日本のソウルフードはグローバルに羽ばたいています。
もっと楽しく!回転寿司をおいしく食べるコツ
せっかくなら、こんなポイントも意識してみましょう👇
🔸 タッチパネル注文を活用!
→ 新鮮な握りたてが届く&裏メニューもあるかも?
🔸 サイドメニューに注目!
→ ラーメン・スイーツ・揚げ物など、もはや寿司だけじゃない!
🔸 すいてる時間に行く!
→ 平日15時前後は比較的空いていて快適◎
🔸 アプリやSNSで限定ネタを事前チェック!
→ 季節・地域限定の美味しい出会いがあるかも?
🎌回転寿司は“日本が誇る食のエンタメ”!
寿司という伝統と、コンベアやデジタル技術を融合させた回転寿司は、食事そのものが「体験」になる空間。
そして今、世界中の人がその魅力に夢中です。
次に回転寿司へ行くときは、
「これは大阪で生まれ、世界へ羽ばたいた日本の技術なんだ」
と思い出してみてください。
きっと、いつものお寿司がもっと楽しく、もっとおいしく感じられるはずです。