【2025年最新】まだ現役!? フロッピーディスクが使われている驚きの理由と今の市場

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「フロッピーディスクってなに?」
「え、まだ使ってるの?」
そんな声が聞こえてきそうですが――実は2025年の今でも、フロッピーディスク(FD)は、一部の現場で“標準”として現役運用されてます

この記事では、今も生き続けるフロッピーディスクの不思議な世界を、最新情報で解説します!

フロッピーディスクって何?

そもそもフロッピーディスクとは、パソコンが世界の一般個人に広まり始めた時代に使われていた磁気記録メディアの一種です。
代表的なサイズは「3.5インチ」で、保存容量はなんと1.44MB(写真1枚すら入らない…)。
その前には8インチ、5.25インチのサイズがあり進化していきました。
それでも、90年代〜2000年代初頭までの主流ストレージでした。

え、まだ使ってるの?運用されている現場とは

2025年の今、フロッピーディスクが日常的に使われている例は限られますが、実際に“現役”で使われているケースは存在します。

主な使用例:

  • 産業用機械(工場のNC工作機など)
     → FDで制御プログラムの読み込みをしている。
  • 医療機器(古いCT、MRIなど)
     → 機器更新に多額のコストがかかるため、あえて維持。
  • 官公庁や地方自治体の一部システム(日本含む)
     → 書類の提出やバックアップにFD指定が残っていた事例も。
  • 航空・鉄道・軍事システム(世界各地)
     → 安定・独立性が評価され、FD運用が続行されていた(※米国空軍も過去にICBMでFD使用)。

■ なぜ新しい技術に移行できないの?

  • 機器を丸ごと更新すると数千万円〜数億円のコスト
  • 新システムへの再設計が必要で時間と人材が足りない
  • FDはオフラインで“セキュア”という利点もある

要するに、「使えるうちは使い続けたい」が本音なんですね。

フロッピーディスク市場の現在地(2025年版)

世界の市場規模(推定):

  • 全体で約1,000万ドル(約15億円)規模 と言われてます。
  • 中心は、「アジア太平洋地域(日本・中国など)」で、世界の60%以上を占めるとされます。

※一部では「数億ドル」とする極端な推定もありますが、これは信頼性が低く、誤記やカテゴリの混同(ドライブ市場含む)の可能性が高いと考えられます。

参考情報として、世界の地域別の推定市場です。
しかし、推定値であるため地域別の分布として参考にしてください。

地域2024–25年 推定市場(USD)世界シェア比率コメント
アジア太平洋約6,000万(市場全体1,000万のうち60%)約60%以上日本・中国を含む産業中心の需要が高い
北米約2,000万約20%軍事やレガシー装置維持用に限定的な流通あり
欧州約1,500万約15%特定分野(医療、防衛)で断続的需要
中東・アフリカ・南米約500万約5%限定的ニッチ用途のみ

まだ買える!? 現役・元気なFDメーカーたち

現代でも流通・製造に関わっているメーカーやブランドは継続して供給を続けています。

メーカー特徴
Verbatim(バーベイタム)記録メディア大手、FDの流通も継続
(在庫含む)
Maxell(マクセル)日本メーカー。現在は生産終了、在庫あり
Sony(ソニー)かつてのFD標準メーカー。2011年に生産終了
TEAC(ティアック)現在もFDD(ドライブ)を業務向けに供給
Y-E Data(旧:横河電機)業務用FDDで有名、現在は事業消滅済み

他にも、Imation、TDK、Samsungなどが過去にFD製造を手がけているようです。

もうFDは“化石”?でも、まだニーズはある

時代の流れとともに、FDの生産・販売は激減し、現在は、

  • Amazonなどで1枚数百円〜数千円
  • USB接続の外付けFDDドライブも入手可能

とはいえ、流通量は年々減少してます。
2030年ごろには完全消滅するとの見方もあります。

まとめ:驚きの「まだ現役」なフロッピーディスクの世界

  • 2025年の今も、特定分野でフロッピーディスクは現役
  • 移行できないのは「コスト・安全性・慣れ」の壁があるから
  • 市場規模は小さいが、静かに残り続ける“古のテクノロジー”

rakuten

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