日本に本格的な冬が到来してきます。温暖化の影響から降雪量は昔とは分布が変化していますが、実は、世界一の降雪都市は日本にあります。
そして、旅客機は日本海上空を横切ると飛行距離は短くなるはずですが、日本海上空をほとんどの旅客機が飛ばないのはなぜか。。。
世界一の豪雪地帯トップは日本!豪雪地帯ランキング
世界で最も雪の多い国は、どこか? 実は、日本が、世界で最も降雪量が多い国であり、東北地方は世界一の豪雪地帯です。
日本の各地で降雪があります。車の立ち往生に備えた準備もしておきましょう。
世界の豪雪地帯ランキングは、以下
1位:日本
青森県酸ヶ湯温泉(年間降雪量約17m)、北海道札幌市(年間平均積雪量約4.85m)など、日本海側を中心に多雪地帯が広がっています。特に、酸ヶ湯温泉は世界でも有数の豪雪地として知られています。
2位:アメリカ合衆国
コロラド州(ロッキー山脈)、ニューヨーク州北部など、山岳地帯や北部の州を中心に雪が多い地域があります。
3位:カナダ
ブリティッシュコロンビア州(カナダロッキー)、オンタリオ州(グレートレークス地域)など、広大な地域で多量の降雪が見られます。
4位:ロシア
シベリア、ウラル山脈など、広大な地域にわたって厳しい寒さと多量の降雪が見られます。
5位:スウェーデン
北部地方(ラップランド)など、北部地域は長い冬と多量の降雪が特徴です。
6位:ノルウェー
フィヨルド地方など、沿岸部では比較的温暖ですが、内陸部では多量の降雪が見られます。
7位:フィンランド
北極圏に近い地域では、冬季は極夜となり、雪に覆われた美しい風景が広がります。
8位:オーストリア
アルプス山脈に囲まれ、冬季はスキーリゾート地として賑わいます。
9位:スイス
アルプス山脈の美しい山々が雪に覆われる様子は、冬の風物詩となっています。
旅客機は日本海上空を飛ばないって本当か?
冬の日本海上空を飛ぶ旅客機はとても少ないようです。
その理由は、
1.日本海は冬になるとシベリアからの寒気が流れ込み、日本海の暖かい海水とぶつかることで雪雲が発達しやすく、機体の氷結する危険性や、視界の悪化のリスクが起こります。
2.寒気と暖気がぶつかり合い、強い乱気流が発生しやすくなり、飛行への影響や乗客への不快感を与えます。
3.冬の日本海上空では、西から東へ吹く強いジェット気流が流れ、このジェット気流に逆らって飛行すると、飛行時間が長くなったり、燃料消費量が増加したりする可能性があり、経済面に影響があります。
これらの理由から、日本海上空を飛ぶ選択を少なくしているでしょう。
まとめ
豪雪とは、雪は脅威にもありますが、素晴らしい景観を見てくれる存在です。
備えを万全にして、これから到来する冬に備えていきましょう。