トランプ次期大統領の就任式が、2025年1月20日(月曜日)に予定されています。この日は、アメリカ合衆国の第47代大統領としての宣誓式が行われます。
演説では、名言が飛び出すのか興味が湧くところです。
日本からは、岩屋外相が出席を表明しています。
この記事では、歴代の米大統領が就任演説での名言と、日本の総理大臣の所信表明演説での名言を知り、1月20日に行われる米大統領就任演説を見る興味の一つとなでばと思います。
トランプ次期大統領就任式の概要
トランプ次期大統領の就任式は、2025年1月20日(月曜日)に予定されています。
この日は、アメリカ合衆国の第47代大統領としての宣誓式が行われる日となります。
就任式は、ワシントンD.C.のキャピトル前で行われ、正午(東部標準時)に新大統領が正式に就任します。
この日付は、アメリカ合衆国憲法の第20修正条項に基づき、通常は1月20日に行われます。
ただし、その日が日曜日にあたる場合は、翌日の1月21日に延期されます。
米大統領就任式の内容
通常行われる米大統領就任式のプログラムです。
但し、プログラムの内容は異なる場合があります。
- 開会の挨拶
最高裁長官や前大統領の紹介が行われます。 - 宣誓式
新大統領が憲法に基づいて宣誓を行います。
この宣誓は、アメリカ合衆国の憲法を守ることを誓う大変重要な儀式です。 - 就任演説
新大統領が国民に向けて演説を行い、今後の政策やビジョンを示します。
この演説は、国の方向性を示す重要なメッセージとなります。
この演説で、国民に響く名言がトランプ氏から発せられるのか興味の湧くところです。 - 祝賀行事
パレードや祝賀イベントが行われ、国民や支持者が新大統領を祝います。
これには、音楽やパフォーマンスが含まれることが一般的です。 - 晩餐会
特別なゲストや支持者が集まる晩餐会が開催され、政治的なネットワーキングの場ともなります。
米大統領就任式演説:10名言
歴代のアメリカ大統領就任式での演説では、歴史に残る名言がいくつかあります。
10の名言を紹介しまします。
バラク・オバマ(2009年)
- 名言: 「Yes, we can.」(私たちはできる)
このフレーズは、オバマ大統領のキャンペーンのスローガンとしても知られ、希望と変革の象徴となりました。
ジョン・F・ケネディ(1961年)
- 名言: 「Ask not what your country can do for you—ask what you can do for your country.」(あなたの国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問うべきです)
この言葉は、国民に対する奉仕の精神を呼びかけるもので、ケネディのリーダーシップの象徴として広く引用されています。
フランクリン・D・ルーズベルト(1933年)
- 名言: 「The only thing we have to fear is fear itself.」(私たちが恐れるべき唯一のものは、恐れそのものです)
ルーズベルトは、経済危機の真っ只中でこの言葉を述べ、国民に希望を与え、恐れを克服する重要性を強調しました。
このフレーズは、アメリカの歴史においてとても有名な言葉となっています。
ドナルド・トランプ(一期目)(2017年)
- 名言: 「America first.」(アメリカ第一)
トランプ大統領は、このフレーズを用いて、アメリカの利益を最優先する姿勢を示しました。
この言葉は、彼の政策の基盤となり、国内外で大きな議論を呼びました。
アブラハム・リンカーン(1861年)
- 名言: 「With malice toward none; with charity for all; with firmness in the right, as God gives us to see the right.」(誰にも悪意を持たず、すべての人に慈悲をもって、神が私たちに正しいと示すように、しっかりと正義を貫く)
この言葉は、南北戦争の危機に直面したアメリカにおいて、国民の団結を呼びかけるものでした。リンカーンは、敵対的な状況の中でも和解と慈悲の重要性を強調しました。
セオドア・ルーズベルト(1905年)
- 名言: 「Speak softly and carry a big stick; you will go far.」(静かに話し、大きな棒を持てば、遠くまで行ける)
ルーズベルトはこの言葉を用いて、外交政策における力の重要性を示しました。
彼の「ビッグスティック外交」は、アメリカの国際的な影響力を強化するための方針を象徴しています。
ハリー・トルーマン(1949年)
- 名言: 「The buck stops here.」(責任はここにある)
トルーマンはこのフレーズを用いて、リーダーシップの責任を強調しました。
彼は、決定を下す際の責任を自ら引き受ける姿勢を示し、政治家としての誠実さを訴えました。
リチャード・ニクソン(1969年)
- 名言: 「The greatest honor history can bestow is the title of peacemaker.」(歴史が与える最大の名誉は、平和の使者という称号である)
ニクソンは、国際的な平和を追求することの重要性を強調し、アメリカの役割を再定義しました。この言葉は、彼の外交政策の基盤となりました。
ジョージ・W・ブッシュ(2001年)
- 名言: 「We will not tire, we will not falter, and we will not fail.」(私たちは疲れず、挫けず、失敗しない)
ブッシュは、テロとの戦いを宣言し、アメリカの決意を示しました。
この言葉は、彼の大統領としての強い意志を象徴しています。
バラク・オバマ(二期目)(2013年)
- 名言: 「We, the people, declare today that the most evident of truths— that all of us are created equal— is the star that guides us still.」(私たち人民は、今日宣言します。すべての人が平等に創造されているという最も明白な真実が、今も私たちを導く星である)
オバマは、アメリカの価値観と平等の理念を再確認し、国民の団結を呼びかけました。
総理大臣「初の所信表明演説」:10名言
総理大臣が、初めて所信表明するのを「初の所信表明演説」と言います。
歴代の総理大臣が、「初の所信表明演説」した際の10の名言を紹介します。
田中角栄(1972年)
「政治は数、数は力だ。そして力は金だ。」
これは、政治の本質を端的に表現した名言であり、彼の政治スタンスを象徴しています。
小泉純一郎(2001年)
- 名言:「聖域なき構造改革を進める。」
小泉政権の改革姿勢を示す言葉で、彼の政策の核心を表しています。
安倍晋三(2006年)
- 名言:「日本を取り戻す。」
安倍政権の目指す方向性を示した力強いメッセージです。
福田康夫(2007年)
- 名言:「国民の信頼を取り戻すために、誠実に取り組む。」
政治への信頼回復を訴えた言葉です。
菅直人(2010年)
- 名言:「私たちは、未来を見据えた政治を行う。」
未来志向の政治を強調した発言です。
野田佳彦(2011年)
- 名言:「国民のために、全力を尽くす。」
国民への誓いを込めた言葉です。
岸田文雄(2021年)
- 名言:「新しい資本主義を実現する。」
経済政策の新たな方向性を示した言葉です。
麻生太郎(2008年)
- 名言:「経済の安定を最優先に。」
経済政策の重要性を強調した発言です。
中曽根康弘(1982年)
- 名言:「日本の未来を切り開くために、改革を進める。」
改革の必要性を訴えた言葉です。
橋本龍太郎(1996年)
- 名言:「国民の期待に応える政治を。」
国民の期待に応える姿勢を示した発言です。
親任式
日本の総理大臣において、アメリカ大統領の就任式に相当する式は「親任式」と呼ばれます。
この式は、天皇が新たに指名された内閣総理大臣を正式に任命する儀式です。
親任式の概要
- 実施場所: 親任式は通常、皇居で行われます。
- 参加者: 天皇、内閣総理大臣、衆参両院の議長が出席します。
- 内容: 親任式では、天皇が総理大臣に対して任命の旨を伝え、総理大臣はその職務を果たすことを誓います。この儀式は、内閣の正式な発足を意味し、政治的な権限の移譲を象徴する重要な行事です。
- 法的根拠: 日本国憲法第6条に基づき、天皇は内閣総理大臣を任命する権限を持っています。
まとめ
国のリーダーを任命する正式な式は、国により文化・習慣・歴史などから、国の特色が現れ このことを知ることも面白いです。
トランプ氏は、二回目の大統領就任となり 就任式での演説には目が離せません。
どんな演説や名言であっても、国のリーダーとしての成果・結果を出すことを期待したいと思います。
アメリカ大統領に限らず、世界共通ではないでしょうか。