仕事をしていると、「なぜかすぐに仕事が終わる人」と「ずっと忙しそうなのに進まない人」に分かれることはありませんか?
前者は効率よく結果を出し、定時で帰ることも珍しくありません。
一方、後者は会議が長引いたり、メールチェックばかりしていたり。
同じ時間を過ごしているのに、なぜここまで差がつくのでしょうか?
「時間を無駄にしてしまう人の特徴10選」と「時間を有効活用して成果を出す人の特徴10選」を解説します。
あなたはどちらに当てはまるのか、ぜひチェックしてみてください。
時間を無駄にしてしまう人の特徴10選

仕事中に時間を無駄にしている人には、共通した行動パターンがあります。
そんな人たちの特徴を10個紹介します。
永遠に終わらない会議の主催者
特徴:「最後に、何かご意見ありますか?」を5回繰り返す人
会議を開けば仕事をしている気になるタイプです。
「もう終わるのかな?」と思った瞬間、「あと一つだけ…」と延長戦に突入し、気づけば昼休みが消滅していまうことも多々。
「ちょっとだけ…」が多すぎるスマホ中毒者
特徴:「5分だけSNS見よう」と言いながら1時間経過する人
「確認だけ」のつもりが、気づけば猫動画を10本視聴し、さらに、上司が通るとスマホを伏せる速さはプロのカードディーラー並みという人。
メールチェックが仕事だと思っている人
特徴:新着メールがないか1分ごとに確認をする人
「仕事が遅い」のではなく「メールが多いから仕方ない」と言い訳し、実際はメールを眺めるだけで返信せず、「後で返そう」と先延ばしするのが得意技というような人。
4. 「今、忙しい!」と言い続けるだけの人
特徴:「時間がない!」と叫びながらも、何をしているのか不明な人
「タスク整理が大事!」と言いながら、付箋を貼りまくるが、どれもやらずに、スケジュール管理に時間をかけすぎて、肝心の仕事が進まない人。
いつも「調べてからやる」と言う研究者気取り
特徴:「まずは情報収集を・・・」と言いながら、1日が終わる人
やたらとネット検索し、結局、関係ない雑学を身につけるような人。例えば、企画書を作るはずが「カワウソの生態」に詳しくなっていることも多々。
片付けに情熱を燃やすデスク整理マニア
特徴:「環境が整わないと仕事ができない」と言いながら永遠に片付ける人
「よし、仕事に集中するぞ!」と意気込むが、まずは机の整理からと言いつつ、結果、書類を完璧に分類し、文房具の配置まで決めたころには退勤時間がくる。
何でも「とりあえずExcel」にまとめる人
特徴:どんなことも無駄に表やグラフにする人
メモ程度で済むことも、なぜかExcelを開いて色分けし、気づけば、使わないグラフが大量に並ぶ「自己満データ集」が完成。
「話すのが仕事」になっている雑談王
特徴:人のデスクの前に立って「ちょっとだけいい?」が長い人
話し始めると止まらず、オチのない話を展開し「で、何の話でしたっけ?」が口癖なのに、本人は「職場の雰囲気を良くしてる」と思っているが、周囲の迷惑は気づかない。
「書類探し」が仕事になっている人
特徴:「あの書類どこいったっけ?」と毎回探す人
ファイルはあるのに、どこに入れたか分からず、結果、「前の書類を探す時間」が毎日のルーチンワークになる。過去の自分と未来の自分が戦い続けている人。
いつも「あとでやる」と言い続ける後回しのプロ
特徴:「締切まで余裕あるし」と言いながらギリギリになる人
早く終わらせれば楽になるのに、あえて溜め込み、「来週から本気出す」と言い続けるが、結局、前日の夜に絶望するのが恒例行事となっている。
感想
時間を無駄にする人には、それぞれの“こだわり”があるのでしょう。
ただし、これらの特徴のどれかに心当たりがある場合には、そっと仕事のやり方を見直してみるのもいいかもしれません。
時間を有効活用して成果を出す人の特徴10選

仕事中に時間を無駄にせず、効率よく結果を出す人には共通点があります。
そんな“仕事の達人”たちの特徴を10個紹介します。
会議を5分で終わらせるミーティングの達人
特徴:「結論から言います」しか言わない人
無駄な雑談は一切せず、必要なことだけ話し、即決するので「え、もう終わった?」と参加者が戸惑うレベルの人。
「あと一つだけ・・・」を言おうとする人には、鋭い視線を送り制止する人。
仕事の9割をショートカットキーで解決する人
特徴:マウスを触らない人
「Ctrl+C? そんなの基本中の基本」と、驚くほどのショートカットスキルを持ち、マウスを使わずに爆速で作業し、周囲から「何か特殊能力でも持ってるの?」と疑われる。
1日のタスクを「朝5分」で完璧に計画する人
特徴:朝一番にやることを決め、あとは淡々と実行する人
「今日は何をしようか・・・」なんて悩む時間はゼロ。
朝の5分でやるべきことを決め、スケジュール通りにこなし、「時間がない!」と焦ることがない。
仕事を頼むのが神レベルにうまい人
特徴:「これ、お願いね!」が魔法の言葉を使いこなす人
「自分でやるより任せたほうが早い」と判断し、適材適所で仕事を振り、頼まれた人もなぜか「やります!」と言いたくなるスキルを持ち合わせてる人。
メールは「10秒以内」に返信する超反射神経の持ち主
特徴:受信したメールの返信が一瞬で返ってくる人
「メールを後回しにすると、後で面倒になる」という哲学のもと、秒速で返信し「早すぎてAIかと思った」と言われるが、単なる習慣となっている人。
「これ、5分でできます?」と聞かれると本当に5分で終わらせる人
特徴:無駄な手順を省くのが得意な人
「普通なら30分かかる」と思われる仕事でも、最短ルートを見つけて一瞬で片付け、“仕事のカーナビ”のような存在の人。
「とりあえずやってみる」が口癖の即実行派
特徴:やるかどうか迷う暇があったら、やると行動する人
「まずは試してみて、ダメなら修正すればいい」という思考の持ち主で、悩んでいる人を横目に、さっさと手を動かして結果を出してしまう人。
1時間おきに「強制リフレッシュ」を入れる人
特徴:効率を上げるためにあえて休憩を取ることをする人
「集中しすぎると逆に効率が落ちる」と知っているので、適度に休憩を挟み、コーヒー片手にリラックスしているが、仕事は誰よりも早い。
「残業しない」がモットーの時間管理マスター
特徴:定時5分前には全て終わっている人
「残業は負け」と考え、仕事を終わらせるためのスケジュールを完璧に組み、周りが残業している中、涼しい顔で帰宅するが、誰も文句が言えないほど成果を出している人。
仕事をゲーム感覚で楽しんでいる人
特徴:この作業、どれだけ早く終わらせられるかチャレンジしよう! と行動する人
仕事をつまらないものにせず、いかに効率よく終わらせるかをゲーム化し、「最短記録更新!」と楽しんでいるうちに、周囲より圧倒的なスピードで仕事を片付けている。
感想
効率よく仕事をする人は、決して「頑張っている」のではなく、仕組みを作り、工夫し、楽しんでいるのが特徴です。
もし、「自分も無駄な時間が多いかも」と思ったら、これらのスキルを少しずつ取り入れてみるのもいいかもしれません。
まとめ
時間の使い方ひとつで、仕事の成果やストレスのかかり方は大きく変わります。
無駄な時間を減らし、効率的に働くことで、余裕を持って仕事ができるようになります。
今回紹介した「時間を無駄にする人」と「効率よく働く人」の特徴を見て、もし自分が前者に当てはまる部分があれば、少しずつ改善を意識してみては如何でしょうか。
仕事は“頑張る”ものではなく、「工夫する」ものと考えて、時間を上手に使い、より充実した仕事ライフを送れるといいですね。