国連開発計画（UNDP）は2023年3月13日、2023～2024年版の「人間開発報告書（HDR）」を発表しました。
この報告書によると、人間開発指数（HDI）の世界ランキングで日本は24位となり、前回（2021～2022年版）の22位から後退しました。
各国の豊かさ、世界の超富裕層の人物はどのように成功したのか見てみましょう。
各国の豊かさ
人間開発指数（HDI）で日本は世界中、24位となりました。この順位が豊かなのかわからないので、解説します。
人間開発指数（HDI）とは何か
人間開発指数（HDI、Human Development Index）とは、各国の発展のレベルや貧困の度合いなどをはかるための指標の一つです。国の豊かさを発展や経済のみで判断は難しいので、教育を受けるや健康的な生活などを考慮した指数を示します。
算出方法
算出方法は、多少複雑でもあるので以下を理解し公表された指数を他国と比較しながら見ましょう。
（詳細な計算式は、人間開発指数算出方法 で検索すると見つかります）
平均寿命、教育水準（成人識字率と就学率）、調整済み一人当たり国民所得を用いて算出されます。
人間開発指数は、0～1の間の数値で表され、1に近いほど開発レベルが高いとされています。
世界の富裕層構造
超富裕層（UHNWI）は、少なくとも3,000万ドルの投資可能な資産を持つ人々を指します。
超富裕層のメンバー
2021年に発行された英不動産コンサルティング会社ナイトフランクが発表する富裕層市場調査リポート（ウェルスレポート）に基づく超富裕層の情報です。
このレポートは、金融資産3,000万ドル以上を所有する超富裕層の動向を、世界のプライベートバンカーや資産アドバイザーらに調査したレポートです。
1位：ジェフ・ベゾス (Jeff Bezos)
国籍: アメリカ
資産: 約2,090億ドル
経歴: Amazon.comの創設者
富を得た経緯: Amazonの成功
2位：ベルナール・アルノー (Bernard Arnault)
国籍: フランス
資産: 約2,000億ドル
経歴: LVMH（ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー）のCEO
富を得た経緯: ラグジュアリーブランドの成功
3位：イーロン・マスク (Elon Musk)
国籍: アメリカ
資産: 約1,500億ドル
経歴: SpaceXとTeslaの創設者
富を得た経緯: 技術と宇宙産業の分野で成功
4位：ビル・ゲイツ (Bill Gates)
国籍: アメリカ
資産: 約1,300億ドル
経歴: Microsoftの共同創設者
富を得た経緯: ソフトウェア業界での成功
5位：マーク・ザッカーバーグ (Mark Zuckerberg)
国籍: アメリカ
資産: 約1,200億ドル
経歴: Facebookの創設者
富を得た経緯: ソーシャルメディアの成功
6位：サム・ウォルトン (Sam Walton)
国籍: アメリカ
資産: 約1,100億ドル
経歴: Walmartの創設者
富を得た経緯: 小売業での成功
7位：ラリー・エリソン (Larry Ellison)
国籍: アメリカ
資産: 約1,000億ドル
経歴: Oracleの共同創設者
富を得た経緯: データベースソフトウェアの成功
8位：ウォーレン・バフェット (Warren Buffett)
国籍: アメリカ
資産: 約900億ドル
経歴: Berkshire HathawayのCEO
富を得た経緯: 投資と経営の成功
9位：ラリー・ペイジ (Larry Page)
国籍: アメリカ
資産: 約538億ドル
経歴:Ｇoogleの共同創設者
富を得た経緯: インターネット検索と広告の分野で成功
10位：セルゲイ・ブリン (Sergey Brin)
国籍: アメリカ
資産: 約700億ドル
経歴: Googleの共同創設者
富を得た経緯: インターネット検索と広告の分野で成功
まとめ
日本の豊かさは、世界中24位です。しかし 世界では格差が拡大しているように日本国内でも格差拡大は大きくなていると感じます。しかし 前を見て少しづつであっても前進を止めないようにすることが重要と思います。
少しでも豊かになることを諦めないようにしましょう。
